🔌 接地工事種別比較表
A/B/C/D種の一覧比較。数値の違いと適用対象を横断整理。
種別一覧比較(電技解釈 第17〜19条)
| 項目 |
A種 |
B種 |
C種 |
D種 |
| 接地抵抗値 |
10Ω以下 ✅ |
150/Ig Ω以下 ✅ |
10Ω以下 ✅ |
100Ω以下 ✅ |
| ELB施設時の緩和 |
なし ✅ |
なし ✅ |
500Ω以下 ✅ |
500Ω以下 ✅ |
| 接地線の最小太さ |
2.6mm ✅ |
4mm以上 ✅ |
1.6mm ✅ |
1.6mm ✅ |
| 適用対象 |
高圧・特別高圧機器の外箱・鉄台 |
変圧器の低圧側中性点(混触防止) |
300Vを超える低圧機器の外箱 |
300V以下の低圧機器の外箱 |
| 目的 |
高圧漏電時の感電防止 |
高低圧混触時の低圧側電圧上昇抑制 |
300V超低圧漏電時の感電防止 |
300V以下低圧漏電時の感電防止 |
| 根拠条文 |
解釈第17条 |
解釈第18条 |
解釈第19条 |
解釈第19条 |
| 覚え方 |
A=Advance(高圧の最前線) |
B=Bridge(高低圧の橋渡し) |
C=300超え |
D=電灯(一般低圧) |
B種接地の抵抗値:遮断時間による緩和
| 遮断時間 |
B種接地抵抗値の上限 |
| 規定なし(2秒超) |
150/Ig Ω以下 ✅ |
| 1秒以内に自動遮断 |
300/Ig Ω以下 ✅ |
| 0.5秒以内に自動遮断 |
600/Ig Ω以下 ✅ |
Ig = 高圧側の1線地絡電流(A)。電力会社から入手するか計算で求める。
倍々ルール:時間が半分になるたびに抵抗値が2倍。150→300→600。
接地省略条件(解釈第29条)
| 省略できる条件 |
適用種別 |
| 交流対地電圧150V以下で乾燥した場所 |
D種 |
| 乾燥した木製の床・絶縁台上 |
D種 |
| ゴム・合成樹脂等の絶縁台を使用 |
C種・D種 |
| 二重絶縁構造の機器 |
C種・D種 |
| 漏電遮断器(15mA・0.1秒動作)施設時 |
D種 |
| 絶縁変圧器(2次側300V以下)の負荷側 |
D種 |
頻出落とし穴
| 落とし穴 |
正しい理解 |
| A種とC種が同じ10Ω → 同じもの? |
接地線の太さが違う(A種2.6mm・C種1.6mm)。適用対象も高圧 vs 300V超で異なる |
| ELBがあれば全種緩和できる |
A種・B種にはELB緩和なし。C種・D種のみ500Ωに緩和可 |
| B種は変圧器のどこに接地? |
中性点があれば中性点、なければ低圧側の1端子 |
| D種は「低圧なら何でも」 |
300V以下が対象。300V超はC種。境界は300V |
最終更新: 2026-03-30 | v1.0 | 頻出数値一覧 | 接地工事テーマ