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✅ 最終確認: 2026-04-04
⚡ 電気担当 🔧 保全担当

プロセス特性と電気計装の注意点

主要取り扱い物質と危険性分類

物質 用途 引火点 爆発範囲 毒性 計装上の主な注意
有機溶剤(フォトレジスト系) リソマックス製造 低い(〜30℃程度) 1〜数% 有機溶剤中毒 Zone 1/2判定・防爆機器必須
アクリルアミド 製品 138℃ 2.8〜31% 神経毒・発がん性 計器接液部SUS316L/PTFE必須
高純度窒素 ブランケット 不燃 窒息 酸素欠乏検知器の設置

リソマックス製造エリアの計装要件

高純度フォトレジスト用ポリマーの製造では「コンタミ(汚染)ゼロ」が最重要:

金属イオン混入リスク

計装機器の接液部から金属イオンが溶出すると製品不良になる。 接液部はSUS316L・PTFE・ハステロイC276のいずれかで選定。 銅合金・真鍮接液は禁止。

  • サンプリングラインの純度管理:洗浄手順・デッドボリュームの最小化
  • 静電気対策:溶剤ミストのある雰囲気での接地ボンディング徹底
  • 防爆ゾーン:溶剤取り扱いエリアはZone 1/2として区域分類

アクリルアミド取り扱いエリアの注意点

アクリルアミドは神経毒・発がん性物質

皮膚吸収・吸入による被曝に注意。計装作業時は保護具着用必須。

  • 計器校正・メンテナンス時のサンプリング残液の処理手順を確認
  • 重合リスク:高温・紫外線・鉄分で重合が起こる可能性あり。温度計の誤指示で重合事故に至るケースあるため、温度計は二重化を推奨
  • 水溶液は導電率が高く電磁流量計との相性は良い

酸素欠乏リスク(窒素ブランケット)

高純度製品の酸化防止に窒素ブランケットが多用される。

  • 窒素パージエリア・閉鎖空間への立入前に酸素濃度確認(18%以上)
  • 固定式酸素欠乏検知器の設置場所と警報設定値を把握しておく