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⚡ 電気担当

工事フロー全体図

30秒まとめ

工事は「計画 → 発注 → 施工 → 検収」の各フェーズで確認すべき項目が異なる。ベンダーの完了報告をそのまま受け入れず、範囲・変更点・残件を自分で確認してから検収する。


フロー(Mermaid版)

graph TD
    A["📋 <b>工事企画・設計</b><br/>着手前<br/>---<br/>仕様検討・予算確保<br/>リスク評価"] -->|仕様書確定| B["🏗️ <b>ベンダー施工</b><br/>工事実施中<br/>---<br/>進捗確認<br/>品質確認"]

    B -->|完了報告| C["✅ <b>完了範囲確認</b><br/>報告から1営業日以内<br/>---<br/>施工スコープ明確化<br/>残件リスト化"]

    C -->|範囲確定| D["🔍 <b>現地完成検査</b><br/>報告から3営業日以内<br/>---<br/>施工品質・外観<br/>安全・法令確認"]

    D -->|検査合格| E["⚙️ <b>試運転・性能確認</b><br/>検査後1週間以内<br/>---<br/>単体確認<br/>インターロック確認<br/>実負荷運転"]

    E -->|性能OK| F["📊 <b>検収判断</b><br/>試運転完了後<br/>---<br/>現場OK<br/>性能OK<br/>書類OK<br/>残件OK"]

    F -->|検収合格| G["📚 <b>運転・保全部門へ引継ぎ</b><br/>検収後<br/>---<br/>図書・マニュアル配付<br/>教育・OJT<br/>保全基準設定"]

    G -->|引継ぎ完了| H["✔️ 支払・完了"]

    C -.危険.-> I["⚠️ <b>完了範囲曖昧</b><br/>→ 後戻り"]
    E -.危険.-> J["⚠️ <b>性能合格基準未定</b><br/>→ ループ"]
    D -.危険.-> K["⚠️ <b>図面未更新</b><br/>→ 保全事故"]
    G -.危険.-> L["⚠️ <b>引継ぎ不足</b><br/>→ トラブル問合せ"]

    style A fill:#e1f5ff
    style B fill:#fff3e0
    style C fill:#f3e5f5
    style D fill:#e8f5e9
    style E fill:#fff8e1
    style F fill:#fce4ec
    style G fill:#e0f2f1
    style H fill:#c8e6c9
    style I fill:#ffcdd2
    style J fill:#ffcdd2
    style K fill:#ffcdd2
    style L fill:#ffcdd2

フェーズ別チェックリスト

① 工事企画・設計(着手前)

項目 確認内容 チェック
仕様書確定 要求仕様・性能基準が明確か ☐
予算・期間 プロジェクト予算・スケジュール承認済みか ☐
リスク評価 技術リスク・スケジュールリスク抽出済みか ☐
ベンダー選定 契約書で As-built 図面・試験成績書要件を明記したか ☐

次フェーズへ: すべて ☐ がついたら施工開始 OK


② ベンダー施工(工事実施中)

項目 確認内容 チェック
進捗確認 月次進捗会議で遅延なし、品質問題なし ☐
変更管理 設計変更・代替品が適切に記録されているか ☐
中間検査 設計変更部分の中間確認を実施したか ☐

注意: この段階での問題発見が最も低コスト


竣工後(③〜⑦)の実務詳細は受入ページに一本化

完了範囲確認・現地検査・試運転・検収・引継ぎの詳細チェックリストは 工事完了後の受入実務 に集約しています。本ページは全体像と着工前①・施工中②に特化し、竣工後は要点+節リンクで示します。

③ 完了範囲確認(報告から 1営業日以内) ⚠️ 最優先

  • 施工スコープ・残工事・変更点・手直し項目を、報告後1営業日以内に確定します。
  • ここが曖昧だと「対象外」で是正コストが激増します。後戻りを防ぐ唯一のタイミングです。
  • 確認項目の詳細 → 工事完了後の受入実務 ① 完了範囲の確認

④ 現地完成検査(報告から 3営業日以内)

  • 施工品質・配線/配管・支持固定・外観・清掃・接地・保全性・干渉を現地で確認します。
  • 「動けばOK」ではなく、保全性・安全性の総合評価が目的です。
  • 確認項目の詳細 → 工事完了後の受入実務 ② 現地完成検査

⑤ 試運転・性能確認(検査後 1週間以内)

  • 単体確認・インターロック・保護動作・停止復旧・実負荷運転を、数値と日時の記録付きで確認します。
  • 「設置された」ではなく「要求どおり機能する」までが確認範囲です。
  • 確認ステップの詳細 → 工事完了後の受入実務 ③ 試運転・性能確認

⑥ 検収判定(試運転完了後)

  • 現場OK・性能OK・書類OK・残件OK の4条件がそろって初めて「検収可」です。
  • 完成図書(As-built図面・試験成績書・マニュアル)の回収漏れに注意します。
  • 判定条件・書類一覧の詳細 → 工事完了後の受入実務 ⑧ 検収・支払判断

⑦ 運転・保全部門へ引継ぎ(検収後)


よくある過ちと対策

過ち 発生フェーズ 対策
完了範囲が曖昧なまま進む ③ 報告から1営業日以内に確認 / 以降は「対象外」で済まされる
試運転の合格基準が決まっていない ⑤ 設計段階で数値基準を明記 / あいまいな合格は避ける
As-built図面が施工後の更新を依頼されている ⑥ 契約に「施工後30営業日以内に納入」を明記 / 施工直後が最も精度が高い
引継ぎが口頭だけで記録がない ⑦ OJT議事録・チェックリストに必ず署名 / 後から「そんなこと言われてない」が防げる

根拠

本ページが正典の範囲

本ページは社内の工事管理フロー(企画→施工→検収→引継ぎ)の全体像が範囲。フェーズ③〜⑦の実務詳細は 工事完了後の受入実務、法令上の届出・検査は 工事の法令手続きガイド が正典で、本ページは法令の要否・数値・条番号を書かない。

是正の記録(2026-08-06)

  • 期限表現のページ内不一致を解消しました。 「よくある過ちと対策」表が「報告から24時間以内」、本文③とフロー図が「報告から1営業日以内」と、同じ期限を2通りで書いていたため「1営業日以内」に統一しました。
  • frontmatter の「6段階フロー」を「7段階」に是正しました。 本文・フロー図はフェーズ①〜⑦の7段階で、説明文だけが旧構成の段数のままでした。

実務慣行(規格・法令の裏付けなし)

  • フェーズ別の期限(完了範囲確認=報告から1営業日以内・現地検査=3営業日以内・試運転=検査後1週間以内)は社内の運用目安であり、法定期限ではない
  • 「As-built 図面は施工後30営業日以内に納入」は契約に明記すべき事項の例示(契約実務)であり、法令・規格の納期ではない
  • 検収の4条件(現場OK・性能OK・書類OK・残件OK)は社内の検収判断基準

限界の明示

  • 本ページの「検収」は社内の受入・契約履行確認であり、電気事業法上の使用前自主検査・使用前安全管理審査などの法定検査とは別物。法定検査の要否・時期は 工事の法令手続きガイド フェーズ⑤ と 法定業務一覧 で確認する
  • 工事計画届出の要否・待機期間などの着工前手続きも本ページの範囲外(同上が正典)

正典参照

項目 正典
完了範囲確認・現地検査・試運転・検収・引継ぎの詳細チェックリスト 工事完了後の受入実務
工事フェーズ×法令手続き(届出・検査・主体・順序) 工事の法令手続きガイド
届出要否の判断軸・法定業務 法定業務一覧
投資予算・発注の流れ 設備投資フロー

照合日: 2026-08-06(社内フローのページのため条文照合なし。法令関連は正典参照に限定していることを確認し、ページ内の期限不一致を是正)。


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