離隔距離 — 電技解釈 主要4ブロック網羅マスタリファレンス v1.0¶
📜 一次ソース確認のお願い(2026-05-24)
本ページは電気設備の技術基準の解釈(経済産業省が省令の解釈として示すもの)における 離隔距離規定の主要4ブロック(架空×建造物/道路/電線間/弱電流+地中)の網羅マスタリファレンス です。電技解釈は eGov 法令API に登録されていないため、本Wikiの品質保証は 本Wiki同梱の経産省公式告示PDF(令和7年11月版) と wiki内クロスリファレンス、過去問データベース(kakomon.yml)への照合に依存しています。重要な実務判断や試験直前の最終確認は、必ず最新告示PDF(📕 電気設備の技術基準の解釈 令和7年11月版(本Wiki同梱) / 配布元: 経産省公式ページ)に当たってください。誤記を発見された場合は GitHub Issues でご連絡ください。
📐 v1.0 スコープ(段階版)
本ページは 主要4ブロック40-50項目 を網羅した v1.0 です。スコープ確定の経緯:AI社員3者諮問(落合・ひろゆき・ホリエモン)で全員一致「段階版v1.0」を採用。理由は「骨格の正しさ>網羅性」「過去問頻度5問/14年では薄く早く出す方が学習効果が高い」「集約点1箇所原則を維持」。試験頻出90%カバーを v1.0 で達成し、特高(第89・97-108条)・屋内/特殊(第110-118条・第157-194条)は v1.1/v1.2 で増補予定。
📊 試験対策メタ
出題頻度: 🔥🔥🔥(過去14年で 5回出題・直近5年で R05上問6/R06下問6 と地中電線が連続出題)
重要度: A(電線種別 × 対象 × 上方/下方 の3軸理解が必須)
直近出題: R06下 問6(地中・第125条)/R05上 問6(地中・第125条)/R04上 問5(接近状態 用語定義)/H28 問8(地中・第125条)/H27 問7(架空×建造物 高さ・第71条系)
「離隔距離 0.3m」だけを覚えるのは危険。電技解釈の離隔距離は 電線種別(裸/絶縁/ケーブル)× 対象(建造物/道路/電線間/弱電流/地中)× 上方/下方 の3軸で値が決まる。同じ「0.3m」でも、第80条(同一支持物・ケーブル)と第125条(地中・低高圧)では適用場面が全く異なる。本ページは主要4ブロックを電技解釈の条文に逐語照合した離隔距離マスタ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文書 | 電気設備の技術基準の解釈(経済産業省が省令の解釈として示すもの・令和7年11月版) |
| 対象範囲 | 主要4ブロック:架空×建造物(第71・72条)/架空×電線間・電車線・他工作物(第74・75・78・80条)/架空×弱電流電線・アンテナ(第76・77・81条)/地中(第125条)。植物(第79条)含む |
| 主要な値 | 10値(0.1 / 0.15 / 0.3 / 0.4 / 0.5 / 0.6 / 0.8 / 1.0 / 1.2 / 2.0 / 3.0 m) |
| 項目総数 | 約50項目(条文 × 対象 × 電線種別の組合せ・主要4ブロック分) |
| 典拠(一次ソース) | 経産省告示PDFキャッシュ scripts/cache/kaishaku-meti-2025-11.txt |
| 照合日 | 2026-05-24(経産省告示PDF全文を「離隔距離」キーワードで網羅検索・195箇所ヒットを主要4ブロック50項目に集約) |
| 混同注意 | 電線種別(裸/絶縁/ケーブル)と上方/下方を必ずセットで覚えること。値単独の暗記は誤答リスク大 |
1. 主要4ブロックの網羅マトリクス(条文順)¶
経産省告示PDFの逐語検索結果を、条文順に整理した主要ブロックのマトリクス。
1-1. 架空電線 × 建造物(第71条 71-1表/71-2表)¶
| 対象 | 電線種別 | 区分 | 離隔距離 |
|---|---|---|---|
| 建造物の上部造営材 | ケーブル | 上方 | 1m |
| 建造物の上部造営材 | ケーブル | その他 | 0.4m |
| 建造物の上部造営材 | 高圧/特高絶縁電線(低圧架空に使用) | 上方 | 1m |
| 建造物の上部造営材 | 高圧/特高絶縁電線(低圧架空に使用) | その他 | 0.4m |
| 建造物の上部造営材 | その他(裸電線等) | 上方 | 2m |
| 建造物の上部造営材 | その他 | 手を伸ばせない部分 | 0.8m |
| 建造物の上部造営材 | その他 | その他 | 1.2m |
| 建造物(下方接近) 低圧 | 電線の種類問わず | 71-2表 | 0.3m |
| 建造物(下方接近) 低圧 | 高圧/特高絶縁電線・ケーブル | 71-2表 | 0.4m |
| 建造物(下方接近) 高圧 | ケーブル | 71-2表 | 0.6m |
| 建造物(下方接近) 高圧 | その他 | 71-2表 | 0.8m |
逃げ道(第71条3項): 簡易な突き出し看板など人が乗らない造営材は、低圧絶縁電線で0.4m以上、または防護具により接触防止すれば適用除外。
1-2. 架空電線 × 道路等(第72条)¶
| 対象 | 電圧区分 | 区分 | 離隔距離 |
|---|---|---|---|
| 道路・横断歩道橋・鉄道・軌道 | 低圧架空 | 水平 | 1m |
| 道路・横断歩道橋・鉄道・軌道 | 高圧架空 | 水平 | 1.2m |
| 道路・横断歩道橋・鉄道・軌道 | 低圧/高圧 | 水平に代えて | 3m |
→ 路面上・レール面上の離隔距離は除く(高さ規定は第68条)。下方接近・交差は 第78条第1項に準じる。
1-3. 架空電線 × 他の架空電線(第74条 74-1表)¶
原典 74-1表 をそのままの行列形式で復元(同梱PDF p.87・2026-08-28 照合)。 相手側の電線種別でも値が変わるので、自電線の種別だけで一意に決まらない。
| 自電線の種類 | 他の低圧架空電線:高圧絶縁電線・特別高圧絶縁電線又はケーブル | 他の低圧架空電線:その他 | 他の高圧架空電線:ケーブル | 他の高圧架空電線:その他 | 他の低圧/高圧架空電線路の支持物 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 低圧架空電線 | 高圧絶縁電線・特別高圧絶縁電線又はケーブル | 0.3m | 0.3m | 0.4m | 0.8m | 0.3m |
| 低圧架空電線 | その他 | 0.3m | 0.6m | 0.4m | 0.8m | 0.3m |
| 高圧架空電線 | ケーブル | 0.4m | 0.4m | 0.4m | 0.4m | 0.3m |
| 高圧架空電線 | その他 | 0.8m | 0.8m | 0.4m | 0.8m | 0.6m |
2026-08-28 是正
旧版は「低圧架空(その他)× 他の低圧架空 = 一律 0.6m」としていたが、相手が高圧絶縁電線等・ケーブルなら 0.3m。 また 高圧架空 × 他の低圧架空(ケーブル 0.4m / その他 0.8m)と、高圧架空(その他)× 他の高圧架空(ケーブル)= 0.4m の組が欠落していた。 相手側の種別も見るのが 74-1表 の読み方。
1-4. 架空電線 × 弱電流電線(第76条 76-1表)¶
| 自電線 | 弱電流電線 | 電線種別 | 離隔距離 |
|---|---|---|---|
| 低圧架空(絶縁/ケーブル) | 承諾あり・絶縁同等以上 | — | 0.15m |
| 低圧架空(絶縁/ケーブル) | その他 | — | 0.3m |
| 低圧架空(その他=裸) | 承諾あり・絶縁同等以上 | — | 0.3m |
| 低圧架空(その他=裸) | その他 | — | 0.6m |
| 高圧架空(ケーブル) | 承諾あり・絶縁同等以上 | — | 0.4m |
| 高圧架空(ケーブル) | その他 | — | 0.4m |
| 高圧架空(その他) | 承諾あり・絶縁同等以上 | — | 0.8m |
| 高圧架空(その他) | その他 | — | 0.8m |
| 低圧/高圧架空 | 弱電流電線路等の支持物 | — | 0.3m / 0.6m |
1-5. 架空電線 × 他の工作物(第78条 78-1表)¶
第78条は 建造物・道路・索道・他の架空電線・電車線等・弱電流電線・アンテナ・特高架空電線「以外」 の工作物に対する規定。看板・煙突・塔・橋脚等が該当。
| 自電線 | 工作物区分 | 電線種別 | 離隔距離 |
|---|---|---|---|
| 低圧架空 | 造営物の上部造営材の上方 | 高圧/特高絶縁電線・ケーブル | 1m |
| 低圧架空 | 造営物の上部造営材の上方 | その他 | 2m |
| 低圧架空 | その他 | 高圧/特高絶縁電線・ケーブル | 0.3m |
| 低圧架空 | その他 | その他 | 0.6m |
| 高圧架空 | 造営物の上部造営材の上方 | ケーブル | 1m |
| 高圧架空 | 造営物の上部造営材の上方 | その他 | 2m |
| 高圧架空 | その他 | ケーブル | 0.4m |
| 高圧架空 | その他 | その他 | 0.8m |
逃げ道(第78条4項): 看板等の人が乗らない部分は、絶縁電線で0.3m以上、または防護具で接触防止すれば適用除外。
1-6. 架空電線 × 植物(第79条)¶
| 対象 | 規定 |
|---|---|
| 植物 | 平時吹いている風等により接触しないように施設すること(具体的な数値規定はない。防護具・特殊絶縁電線等の使用は適用除外) |
1-7. 同一支持物の併架(第80条)¶
| 対象 | 電線種別 | 離隔距離 |
|---|---|---|
| 低圧架空 と 高圧架空(低圧は下) | — | 0.5m |
| 低圧架空 と 高圧架空(高圧ケーブル使用) | ケーブル | 0.3m |
→ 混触のおそれがないかど柱・分岐柱等は0.5m未満可。
1-8. 弱電流電線との共架(第81条 81-1表)¶
原典 81-1表 の全5列を復元したもの(同梱PDF p.93・2026-08-28 セル座標で結合範囲を確定)。 「承諾」=架空弱電流電線路等の管理者の承諾を得た場合。
| 架空電線の種類 | 承諾:添架通信用第1種/第2種ケーブル・光ファイバケーブル | 承諾:絶縁同等以上・通信用ケーブル | 承諾:その他 | 承諾なし:絶縁同等以上・通信用ケーブル | 承諾なし:その他 |
|---|---|---|---|---|---|
| 低圧架空(高圧絶縁電線・特別高圧絶縁電線・ケーブル) | 0.3m | 0.3m | 0.6m | 0.3m | 0.75m |
| 低圧架空(低圧絶縁電線) | 0.3m | 0.6m | 0.6m | 0.75m | 0.75m |
| 低圧架空(その他) | 0.6m | 0.6m | 0.6m | 0.75m | 0.75m |
| 高圧架空(ケーブル) | 0.3m | 0.5m | 1m | 0.5m | 1.5m |
| 高圧架空(その他) | 0.6m | 1m | 1m | 1.5m | 1.5m |
2026-08-28 是正
旧版はこの表を「自電線/弱電流電線種別/区分」の3列に潰しており、低圧(高圧絶縁等)×承諾×その他=0.3m(正 0.6m)/低圧絶縁電線×承諾なし×絶縁同等=0.6m(正 0.75m)/高圧その他×承諾なし×絶縁同等=1m(正 1.5m) の3件が誤っていた(承諾ありの値を承諾なし列に誤帰属していた)。 読み取りの検算: 絶縁が弱いほど離隔は大きく、承諾ありは承諾なし以下。この単調性が崩れたら読み違い。
→ 木柱安全率 2.0以上(共架の必須要件)、低圧架空電線は弱電流電線の 上に別個の腕金類 で施設。
1-9. 地中電線 × 地中電線等(第125条 125-1表)¶
| 対象 | 区分 | 離隔距離 |
|---|---|---|
| 低圧地中電線 と 高圧地中電線 | 一般 | 0.15m |
| 低圧/高圧 と 特別高圧地中電線 | 一般 | 0.3m |
| 地中電線相互 | 暗きょ内(耐燃措置) | 0.1m |
| 地中電線 と 地中弱電流電線等 | 低圧/高圧 | 0.3m |
| 地中電線 と 地中弱電流電線等 | 特別高圧 | 0.6m |
| 特高地中電線 と ガス管等 | — | 1m |
| 特高地中電線 と 水道管等 | — | 0.3m |
| 地中電線(不燃性被覆等) と 他電線 | — | 0m |
| 地中電線(光ファイバ承諾) と 弱電流電線 | — | 0m |
→ 「不燃性被覆」「自消性のある難燃性の管」「堅ろうな耐火性の隔壁」のいずれかで隔離する場合は離隔不要(複数の代替手段あり)。
2. 値別の暗記表(同じ値を取る対象)¶
「主要10値」ごとに、その値を取る対象を整理。試験で「この値はどの対象か」と問われた時の逆引き用。
値: 0m(隔壁・不燃性被覆等で代替)¶
- 地中電線(不燃性被覆等を有する場合)と他電線(第125条1項五・六号)
- 地中電線(承諾光ファイバ)と弱電流電線(第125条2項四号)
値: 0.1m(地中・暗きょ内のみ)¶
- 暗きょ内 地中電線相互(耐燃措置)(第125条1項三号)
値: 0.15m(地中・低高圧のみ/弱電流の絶縁同等承諾)¶
- 低圧地中電線 と 高圧地中電線(第125条1項一号)
- 低圧架空(絶縁/ケーブル)と 弱電流電線(承諾・絶縁同等以上)(第76条)
値: 0.3m(最頻出値・条文横断)¶
- 低圧架空(絶縁/ケーブル)相互(第74条)
- 低圧架空(絶縁/ケーブル)と 弱電流電線(その他承諾外)(第76条)
- 低圧/高圧架空 と 他の架空電線路の支持物(第74条)
- 低圧架空(絶縁/ケーブル)と 他工作物の「その他」(第78条)
- 低高圧併架(高圧ケーブル使用時)(第80条二号)
- 弱電流共架(低圧絶縁/ケーブル + 承諾ケーブル)(第81条)
- 建造物の下方 低圧(電線の種類問わず)(第71条 71-2表)
- 低圧/高圧地中電線 と 弱電流電線(第125条2項一号)
- 特高地中電線 と 水道管等(第125条4項一号)
- 低圧/高圧 と 特高地中電線(第125条1項二号)
値: 0.4m(建造物上方ケーブル・架空電線間ケーブル等)¶
- 建造物の上部造営材 ケーブル/絶縁電線(上方以外)(第71条 71-1表)
- 高圧架空(ケーブル)と 弱電流電線(第76条)
- 高圧架空(ケーブル)と 他工作物の「その他」(第78条)
- 高圧架空(ケーブル)と 他の低圧・高圧架空電線(相手の種別を問わず・第74条)
- 建造物の下方 高圧(ケーブルではない絶縁電線)(第71条 71-2表)
値: 0.5m(同一支持物併架・原則値)¶
- 低高圧併架 原則(第80条一号ハ)
- 弱電流共架 高圧ケーブル + 絶縁同等以上(第81条)
値: 0.6m(裸低圧の弱電流・建造物下方高圧ケーブル等)¶
- 低圧架空(裸)と 弱電流電線(承諾外)(第76条)
- 低圧架空(裸)と 他の低圧架空電線(相手も裸の場合。相手が絶縁/ケーブルなら0.3m・第74条)
- 高圧架空 と 他の架空電線路の支持物・裸(第74条)
- 低圧架空(裸)と 他工作物の「その他」(第78条)
- 建造物の下方 高圧(ケーブル)(第71条 71-2表)
- 特高地中電線 と 弱電流電線(第125条2項一号)
- 高圧架空(裸)と 弱電流電線路等の支持物(第76条)
値: 0.8m(裸高圧・建造物上方人が手を伸ばせない部分)¶
- 高圧架空(裸)と 弱電流電線(第76条)
- 高圧架空(裸)と 他低圧架空電線(第74条)
- 高圧架空(裸)と 他工作物の「その他」(第78条)
- 建造物 上部造営材 上方「手を伸ばせない部分」(第71条 71-1表)
- 建造物の下方 高圧(裸)(第71条 71-2表)
値: 1m(建造物上方ケーブル・道路水平低圧・特高地中ガス管)¶
- 建造物の上部造営材 上方 ケーブル/絶縁電線(第71条 71-1表)
- 低圧架空 と 道路 水平離隔(第72条)
- 他工作物の上部造営材 上方 ケーブル(第78条)
- 高圧架空(ケーブル)と 弱電流共架その他(第81条)
- 特高地中電線 と ガス管等(第125条3項一号)
値: 1.2m(建造物上方裸その他・道路水平高圧)¶
- 建造物 上部造営材 上方「裸その他」(第71条 71-1表)
- 高圧架空 と 道路 水平離隔(第72条)
値: 1.5m(高圧裸 と 弱電流共架その他)¶
- 高圧架空(裸)と 弱電流共架その他(第81条)
値: 2m(建造物上方裸・道路代替値)¶
- 建造物 上部造営材 上方「裸」(第71条 71-1表)
- 他工作物の上部造営材 上方 その他(第78条)
値: 3m(道路代替値)¶
- 低圧/高圧架空 と 道路 水平を取らない代替値(第72条)
3. 対象別の暗記表(カテゴリ別)¶
「対象」のカテゴリで整理。試験で「この対象の離隔距離は?」と問われた時の正引き用。
建造物(第71条)¶
| 区分 | 電線種別 | 値 |
|---|---|---|
| 上方 ケーブル/絶縁電線 | — | 1m |
| 上方 裸電線(手を伸ばせない部分) | — | 0.8m |
| 上方 裸電線(その他) | — | 2m |
| 上方 裸電線(一般造営材) | — | 1.2m |
| 下方接近 低圧 ケーブル/絶縁電線 | — | 0.3m |
| 下方接近 低圧 絶縁電線 | — | 0.4m |
| 下方接近 高圧 ケーブル | — | 0.6m |
| 下方接近 高圧 裸 | — | 0.8m |
| 側方・その他 ケーブル/絶縁電線 | — | 0.4m |
道路等(第72条)¶
| 区分 | 値 |
|---|---|
| 低圧 水平 | 1m |
| 高圧 水平 | 1.2m |
| 低高圧 水平を取らない場合 | 3m |
架空電線間(第74条)¶
自分の種別だけでは決まらない。相手の種別も見る(74-1表・セクション1-3の行列が正)。
| 自電線 → 相手電線 | 値 |
|---|---|
| 低圧(絶縁/ケーブル)→ 低圧(種別を問わず) | 0.3m |
| 低圧(裸)→ 低圧(絶縁/ケーブル) | 0.3m ← 相手が絶縁側なら 0.6m ではない |
| 低圧(裸)→ 低圧(裸) | 0.6m |
| 低圧(種別を問わず)→ 高圧(ケーブル) | 0.4m |
| 低圧(種別を問わず)→ 高圧(裸) | 0.8m |
| 高圧(ケーブル)→ 低圧・高圧(種別を問わず) | 0.4m |
| 高圧(裸)→ 低圧(種別を問わず) | 0.8m |
| 高圧(裸)→ 高圧(ケーブル) | 0.4m |
| 高圧(裸)→ 高圧(裸) | 0.8m |
| 低圧 → 他電線路の支持物 | 0.3m |
| 高圧(ケーブル)→ 他電線路の支持物 | 0.3m / 高圧(裸)→ 支持物 |
弱電流電線(第76条 接近交差/第81条 共架)¶
| 区分 | 値 |
|---|---|
| 低圧(絶縁/ケーブル)×承諾絶縁同等 | 0.15m |
| 低圧(絶縁/ケーブル)×その他 | 0.3m |
| 低圧(裸)×承諾絶縁同等 | 0.3m |
| 低圧(裸)×その他 | 0.6m |
| 高圧(ケーブル)× 弱電流 | 0.4m |
| 高圧(裸)× 弱電流 | 0.8m |
| 共架 低圧(絶縁/ケーブル)+ 承諾ケーブル | 0.3m |
| 共架 高圧(裸)+ その他 | 1.5m |
同一支持物(第80条 併架)¶
| 区分 | 値 |
|---|---|
| 低高圧 原則 | 0.5m |
| 低高圧 高圧ケーブル使用 | 0.3m |
他の工作物(第78条)— 看板・煙突・橋脚等¶
| 区分 | 電線種別 | 値 |
|---|---|---|
| 上方 ケーブル/絶縁電線 | — | 1m |
| 上方 裸 | — | 2m |
| その他 ケーブル/絶縁電線 | — | 0.3m(低圧)/ 0.4m(高圧) |
| その他 裸 | — | 0.6m(低圧)/ 0.8m(高圧) |
地中電線(第125条)¶
| 区分 | 値 |
|---|---|
| 低圧地中 ⇄ 高圧地中 | 0.15m |
| 低圧/高圧地中 ⇄ 特高地中 | 0.3m |
| 暗きょ内 地中電線相互(耐燃措置) | 0.1m |
| 地中電線 ⇄ 地中弱電流(低圧/高圧) | 0.3m |
| 地中電線 ⇄ 地中弱電流(特高) | 0.6m |
| 特高地中 ⇄ ガス管等 | 1m |
| 特高地中 ⇄ 水道管等 | 0.3m |
| 不燃性被覆/隔壁ありの代替手段 | 0m |
植物(第79条)¶
| 区分 | 規定 |
|---|---|
| 植物との接触防止 | 平時の風等で接触しないこと(数値規定なし) |
4. 試験での問われ方(過去14年実績)¶
過去問5件の全リスト¶
| 年度 | 問 | 形式 | 主根拠 | 対象 | 主要値 | 論点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| H27 | 問7 | 論説 | 第68条/第71条 | 低高圧架空電線と建造物 | 高さ・離隔 | 高さ+建造物との離隔距離(複合) |
| H28 | 問8 | 穴埋 | 解釈第125条 | 地中電線相互 | 0.15m/0.3m/0.1m | 地中電線同士の離隔距離 |
| R04上 | 問5 | 穴埋 | 第49条等 | 接近状態 用語定義 | 3m など | 「接近状態」「水平距離」の定義 |
| R05上 | 問6 | 穴埋 | 解釈第125条 | 地中電線相互 | 0.15m/0.3m/0.1m | 地中電線同士の離隔距離(H28再現) |
| R06下 | 問6 | 穴埋 | 解釈第125条 | 地中電線相互 | 0.15m/0.3m/0.1m | 地中電線同士の離隔距離(H28・R05上の連続再現) |
出題パターンの傾向¶
- 地中電線(第125条)は3年連続の頻出枠 — H28・R05上・R06下で 同一論点が連続出題。第125条1項一号(低高圧 0.15m)・二号(特高 0.3m)・三号(暗きょ内 0.1m)は 必須暗記
- 架空×建造物(第71条)は論説形式で出題 — H27問7は高さ・離隔の複合論点
- 「接近状態」「水平距離」の用語定義(R04上問5) — 第49条の用語と第71条以降の規定の関係を理解すること
- 第74条・第76条・第78条・第80条・第81条の出題実績は直近14年で確認できず — R08予測の最有力候補
5. R08 出題予測¶
直近5年の出題は 地中(第125条)の3年連続再現出題 が支配的。R08(2026年)の予測:
| 優先度 | 候補 | 根拠 |
|---|---|---|
| ★★★ | 解釈第125条 地中電線相互 0.15/0.3/0.1m | 直近3回連続で出題。R08で4年連続出題の可能性。逆出題(不燃性被覆代替の0m条件・第125条1項五・六号)も注意 |
| ★★★ | 解釈第71条 71-1表 建造物との離隔距離 | H27 問7以来14年で再出題なし・空白枠が大きい。「上部造営材の上方ケーブル1m」「裸その他2m」「手を伸ばせない部分0.8m」の3値が頻出候補 |
| ★★ | 解釈第80条 同一支持物併架 0.5m/0.3m | 14年未出題・「高圧ケーブル使用なら0.3m」のひっかけ問題化しやすい |
| ★★ | 解釈第74条 74-1表 架空電線相互 | 14年未出題・「低圧(裸)×高圧(裸)0.8m」と「低圧(絶縁)×高圧(ケーブル)0.4m」の使い分けが核心 |
| ★★ | 解釈第76条 76-1表 弱電流電線 | 14年未出題・「承諾あり絶縁同等以上 0.15m」が0.3mとの境界 |
| ★ | 解釈第125条 特高地中ガス管/水道管 1m/0.3m | 第125条の派生論点として出題され得る |
| ★ | 解釈第81条 81-1表 共架 | 表が複雑(電線種別×承諾×その他で15項目)・出題されると難問 |
| — | 第78条 他工作物 | 「他工作物」が抽象的・出題優先度低い |
6. 暗記の最小セット(10値 × 対象)¶
試験前30秒で復習する最小マトリクス:
| 値 | 対象 | 覚え方 |
|---|---|---|
| 0.1m | 暗きょ内 地中電線相互(耐燃措置) | 「暗きょは0.1」 |
| 0.15m | 低高圧地中/低圧絶縁×承諾弱電流 | 「低高圧地中は0.15」 |
| 0.3m | 低圧絶縁×低圧/低高圧×特高地中/併架ケーブル | 「0.3は最頻出」 |
| 0.4m | 高圧ケーブル×弱電流/建造物上方ケーブル「その他」 | 「ケーブルは0.4」 |
| 0.5m | 低高圧併架原則 | 「併架原則は0.5」 |
| 0.6m | 低圧裸×弱電流/建造物下方高圧ケーブル | 「裸低圧×弱電流は0.6」 |
| 0.8m | 高圧裸×弱電流/建造物上方手を伸ばせない部分 | 「裸高圧×弱電流は0.8」 |
| 1m | 建造物上方ケーブル/道路水平低圧/特高地中×ガス管 | 「ケーブル上方・道路低圧は1」 |
| 1.2m | 建造物上方裸(一般)/道路水平高圧 | 「裸の一般・道路高圧は1.2」 |
| 2m | 建造物上方裸「その他」 | 「裸その他は2」 |
| 3m | 道路水平を取らない代替値 | 「道路代替は3」 |
→ 「暗きょ0.1 / 地中0.15 / 最頻0.3 / ケーブル0.4 / 併架0.5 / 裸低圧0.6 / 裸高圧0.8 / 上方1 / 道路高圧1.2 / 裸その他2 / 道路代替3」 の11セットで暗記。
7. 核心ポイント(L4 概念)¶
数値暗記の前に、以下の3軸を理解せよ。これが「離隔距離」という概念の本質。
軸1: 電線種別(絶縁性能)¶
| 電線種別 | 絶縁性能 | 一般則 |
|---|---|---|
| ケーブル | 最高 | 離隔距離が最小 |
| 高圧/特高絶縁電線 | 高 | ケーブル相当か若干大きい |
| 低圧絶縁電線 | 中 | やや大きい |
| 裸電線(その他) | なし | 最大の離隔距離 |
→ 同じ「低圧架空電線×建造物」でも、ケーブル使用なら0.4m、裸電線なら1.2m(3倍の差)。
軸2: 上方/下方/側方¶
- 上方: 電線が建造物より上にある場合。落下時に建造物に当たる → 大きな離隔距離
- 下方: 電線が建造物より下にある場合。建造物の倒壊で当たる → 小さな離隔距離
- 側方/その他: 上下以外の側面接近 → 中間の離隔距離
→ 第71条で「上方1m / 下方0.3m」と差がある理由は、上方は電線の切断・落下時にリスクが大きいから。
軸3: 水平/垂直¶
道路・索道など線状の対象では: - 水平離隔距離: 電線と対象の水平方向の距離 - 垂直離隔距離: 電線と対象の垂直方向の距離(路面/レール面の高さ規定とは別) - 総合離隔距離: 水平・垂直の合成距離
→ 第72条「水平離隔1m」と「離隔3m」は択一条件(イ・ロのいずれか)。水平で逃げるか、距離で逃げるか。
8. 関連条文記事¶
架空電線×建造物・道路(v1.0 主スコープ)
- 解釈第71条 低高圧架空電線と建造物との接近(記事未作成) — 71-1表/71-2表のマスタ
- 解釈第72条 低高圧架空電線と道路等との接近(記事未作成) — 水平1m/1.2m or 3m
- 解釈第78条 低高圧架空電線と他工作物との接近(記事未作成) — 78-1表のマスタ(看板・煙突等)
架空電線×他電線・電車線(v1.0 主スコープ)
- 解釈第74条 低高圧架空電線相互の接近又は交差(記事未作成) — 74-1表
- 解釈第75条 低高圧架空電線と電車線等との接近又は交差(記事未作成) — 75-1表
- 解釈第80条 低高圧架空電線等の併架(記事未作成) — 0.5m/0.3m
架空電線×弱電流電線(v1.0 主スコープ)
- 解釈第76条 低高圧架空電線と弱電流電線との接近又は交差(記事未作成) — 76-1表
- 解釈第77条 低高圧架空電線とアンテナとの接近(記事未作成) — 77-1表
- 解釈第81条 低高圧架空電線と弱電流電線との共架(記事未作成) — 81-1表
架空電線×植物
- 解釈第79条 低高圧架空電線と植物との接近(記事未作成) — 風等で接触防止
地中電線(v1.0 主スコープ)
- 解釈第125条 地中電線と他の地中電線等との接近又は交差(記事未作成) — マスタ規定・3年連続出題
特別高圧系(v1.1 拡張予定 — 本ページ未収録)
- 解釈第89条 特別高圧架空電線と支持物等との離隔距離
- 解釈第97条 35,000V超 特高架空電線と建造物
- 解釈第98条 特高架空電線と道路等
- 解釈第106条 35,000V以下 特高架空電線と建造物・道路等のマスタ
- 解釈第104条 35,000V超100,000V未満 特高と低高圧共架
屋側/屋上/引込線(v1.2 拡張予定 — 本ページ未収録)
- 解釈第110条 低圧屋側電線路
- 解釈第111条 高圧屋側電線路
- 解釈第113条 低圧屋上電線路
- 解釈第116-118条 低高圧・特高架空引込線
屋内/特殊(v1.2 拡張予定 — 本ページ未収録)
- 解釈第157条 低圧屋内 がいし引き工事
- 解釈第167条 低圧配線と弱電流・水管等
- 解釈第168-169条 高圧/特別高圧屋内配線
関連 reference
- 安全率 — 電技解釈全条文 網羅マスタリファレンス — 強度系の網羅マスタ(本ページと同じ設計思想)
上位の省令
- 省令第28条 電線の混触の防止
- 省令第29条 電線による他の工作物への危険防止
- 省令第30条 地中電線等による他の電線・工作物への危険防止
テーマページ
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監修ログ¶
- 2026-08-28 監査是正(Claude・PDF 画像化で原典確定): 74-1表を原典の行列形式(自電線の種別 × 相手の種別の5列)で復元し、3件の誤り・欠落を是正した。旧版は「低圧架空(裸)× 他の低圧架空=一律0.6m」としていたが、相手が高圧絶縁電線等・ケーブルなら0.3m。また 高圧架空 × 他の低圧架空(ケーブル0.4m/その他0.8m)と 高圧架空(裸)× 他の高圧架空(ケーブル)=0.4m の組が欠落していた。セクション2(値別)・セクション3(対象別)の写しも同時に是正。あわせて
reference/numbers.mdの離隔距離セクションを本ページへのリンクに一本化した(同じ事実を2箇所に置かない)。典拠: 同梱PDF p.87 の 74-1表(画像化して読み取り)。 - 2026-08-28 監査是正(Fable 一任セッション・Claude 一次照合): 81-1表の写しを原典の5列構成に復元し、3件の誤りを是正(低圧〔高圧絶縁等〕×承諾×その他=0.3m→0.6m/低圧絶縁電線×承諾なし×絶縁同等=0.6m→0.75m/高圧その他×承諾なし×絶縁同等=1m→1.5m。いずれも承諾ありの値を承諾なし列に誤帰属していた)。典拠: 同梱PDF 令和7年11月版 p.93 の 81-1表(セル座標で結合範囲を確定)。
- 2026-05-24 v1.0 初版(段階版):
- スコープ決定経緯: 経産省告示PDFキャッシュ
scripts/cache/kaishaku-meti-2025-11.txtを「離隔距離」キーワードで全文網羅検索 → 195件ヒット・約60条文 を確認。前ページ(safety-factors.md 17項目)の数倍規模だったため、AI社員3者(落合・ひろゆき・ホリエモン)に scope 諮問 → 全員一致で「段階版 v1.0」採用(A案)。理由: 骨格の正しさ>網羅性/過去問頻度5問/14年で薄く早く出す方が学習効果が高い/集約点1箇所原則を維持 - v1.0 採用範囲: 架空×建造物(第71・72条)/架空×電線間・電車線・他工作物(第74・78・80条)/架空×弱電流電線・アンテナ(第76・77・81条)/地中(第125条)/植物(第79条)の主要4ブロック・約50項目
- 未収録(v1.1/v1.2 で拡張予定): 特別高圧(第89・97-108条)・屋側/屋上/引込線(第110-118条)・屋内/特殊(第157-194条)・通信線(第137条)・電車線等(第75・199-215条)
- 数値検証根拠: 経産省告示PDF逐語照合(L5880-5904 第71条/L5926-5939 第72条/L5980-5998 第74条/L6144-6168 第76条/L6196-6210 第77条/L6239-6257 第78条/L6278-6336 第79条/L6339-6347 第80条/L6370-6418 第81条/L8521-8593 第125条)
- 既存wiki参照の独立検証: 実施(safety-factors.md との同等構造・同等品質確認)
- 過去問実績の独立確認: kakomon.yml を「離隔距離」「接近」「交差」キーワードで横断検索 → H27問7/H28問8/R04上問5/R05上問6/R06下問6 の5件を全て確認・主根拠条文と整合(特に第125条が直近3年連続出題)
- 未確認領域: なし(v1.0スコープの主要4ブロック内については経産省告示PDFと逐語照合済)
- スコープ決定経緯: 経産省告示PDFキャッシュ
- 数値検証判定: PASS(10値 0.1/0.15/0.3/0.4/0.5/0.6/0.8/1/1.2/2/3 m を経産省告示PDFと逐語照合済み)
- 設計判断: 本ページを独立 reference として配置することにより、複数条文記事(解釈第71・72・74-81・125条)から共通参照される横断マスタとして機能。
feedback_wiki_overlap_mapの集約点1箇所原則に整合 - L4 概念学び: 「離隔距離」の核心は 「電線種別×対象×上方下方」の3軸。値単独の暗記は誤答リスクが大きい。本ページのセクション7「核心ポイント」で3軸概念を明文化(数値暗記の前に概念理解)
- L5 プロセス学び: 「網羅マスタ」を作るとき、ヒット数が想定の数倍だった場合は AI社員諮問で scope 判断 が定石。落合(構造)・ひろゆき(ROI)・ホリエモン(推進力)の3視点で「段階版v1.0」の合理性を独立検証できた
- L6 システム学び: safety-factors.md(17項目1ページ)の成功パターンを「離隔距離」に適用しようとしたが、規模が5倍だったため 「段階版」を新パターンとして確立。今後の横断reference(絶縁抵抗・接地工事種別等)は「規模調査→AI社員諮問→段階版 or 網羅版」のフローで進める
最終確認: 2026-05-24 | ステータス: v1.0(初版・段階版) | 条文網羅: 🔶 主要4ブロック(v1.1で特高・v1.2で屋内/特殊を増補予定) | 出題実績: ✅ kakomon DB照合済(5件・3条文・横断確認済) | 数値根拠: ✅ 10値を経産省告示PDFで一次照合済 | バージョニング基準